内見なしで契約をするとどうなる？内見ができない時の対処法とした方がいい理由

お部屋探しをするときは内見をするのが一般的ですが、

「忙しくて時間がないから内見なしで契約しても大丈夫？」
「遠方に住んでいるから内見に行けない」
「物件を取られたくないからすぐ契約したい」

といった声もよくお聞きします。

実際のところ、内見をせずに契約する人は少なくありません。

ですが、内見をしていないと住み始めてから生活に不満が出てくるなんてことも…

この記事では内見をせずに契約する際の注意点や内見が出来ない物件についてわかりやすく解説していきたいと思います。

内見をせずに契約するメリット・デメリット

まずはじめに、内見をしなかった場合にどういったメリット・デメリットがあるのかを見ていきましょう。

メリット

目当ての物件を他の人に取られる心配がない

お部屋探しは早い者勝ちです。

内見をしている間に他の人が契約をしてしまうとそのお部屋には住めません。

ですが、内見をしないでいち早く契約をすると他の人に取られる可能性が減ることになりますね。

内見なしで契約する方法を「先行申込み」「先行契約」と言います。

交通費や時間を削減できる

遠方から引っ越してくる人であれば時間もお金も必要です。

ネットで間取りや写真だけを見て契約をすることで節約をする事ができます。

デメリット

部屋の状態が写真と異なる場合がある

お部屋の写真は全体を写すために広角レンズで撮影されている場合があります。

そのため、実際より広く見えることが多いです。

引っ越してみて思いどおりに家具が置けないなんてことも発生する可能性があるので要注意。

設備の相違や劣化がある

ネットなどで公開されている写真は撮影してから月日が経っている事もあります。

写真には写っていない傷や汚れ、設備の故障があるかもしれません。

騒音や周辺環境を確認できない

1番のデメリットが物件周りの騒音などを確認できない事です。

隣人の騒音トラブルがないか、車の通りが多くないかなどを確かめておかないと実際に住んでから生活で悩まされる事になってしまいます。

内見が出来ない物件について

人によって様々な理由があって内見をしないという選択をとる事があります。

ですが、目当ての部屋自体がそもそも内見をする事が出来ないといったケースも多数あるんです！

ここからはどういった物件が内見不可なのかを説明していきたいと思います。

「居住中」の物件

賃貸物件の基本情報とともに「居住中」といった言葉が記載されている事があります。

これは前の入居者の退去予定が決まっており退去手続きに入っている状態のことです。

なので物件情報は出ているけど内見が出来ないという物件になっています。

まれに入居者から内見を認めてもらえる事もありますが、その際はマナーや常識を持った行動が大切です。

人気の物件

立地や条件が良く、競争率が高いお部屋だと物件情報が「居住中」に変わってもすぐに契約が決まることが多いです。

つまり、競争相手が内見なしで契約をしてしまうので必然的にこちらも内見が出来ないということになります。

新築またはリフォーム中

マンションの場合、完成の３ヶ月ほど前から空室募集をするので先に契約は出来ますが内見はできません。

リフォーム中の物件も同じように、工事等で中に入る事ができないので内見ができないことになります。

内見をせずに契約する方法

内見なしで契約する方法として2パターンあります。

それが「先行申し込み」と「先行予約」です。
※物件によっては受け付けていないところもあるので事前に確認が必須です

ここからはその2つについて説明させていただきます。

先行申し込み

お部屋を借りる際、本来は「内見→入居申し込み→入居審査→契約→入居」の順に手続きを進めるのが一般的。

ですが、この先行申し込みをすると、「入居申し込み→入居審査→内見→契約→入居」といった順序になります。

内見を行う前に申込みと審査を済ませてしまいましょう！ということです。

ただし、あくまでも確実な予約ではないのでご注意。
他の申込者が内見を行わずに先に契約をしてしまうとそちらが優先されてしまう可能性もあります。

先行予約（内見なし）

こちらは先行申し込みとは異なり、内見をせずにそのまま契約まで手続きを進めてしまう方法です。

ほぼ確実に契約を決めることが出来ますが、「実際に部屋を見てイメージが違う！」なんてこともあるので慎重な判断が必要になります。

内見なしで契約する際の注意点

内見が出来なくても事前にいくつかの情報を知ることが可能です。

このような点をしっかり確認することで、生活を始めてからの不満を減らすことに繋がります。

どうしても内見したい場合

どれだけ内見が出来ない条件でもやはりお部屋に関する情報は少しでも欲しいと思う方もいると思います。

そういう時は不動産屋さんに相談して、設備や間取りが似ている部屋を見せてもらうのも一つの手です。

もしかしたら該当する物件があるかもしれないので気軽に相談しましょう。

遠方の方はオンライン内見も視野に

遠方の方で現地に来れない方はオンライン内見の活用をおすすめします！

Az Works不動産ではZoomやLINE通話を使用しての案内も行なっているため、自宅にいながらが内見が可能です。

オンライン内見についてもう少し詳しく知りたい方はこちらの記事をぜひご覧ください。

まとめ

1〜3月あたりの繁忙期では人気の物件はすぐに埋まってしまうことは多々あります。

「迷ってる場合じゃなかった…」と後悔しないためにも、内見を行わないで契約するメリット・デメリットについてしっかりと理解しておきましょう。

Az Works不動産は内見から契約まで、すべてLINEで完結できる不動産サービスを提供しています。

お部屋探しについて困ったことなどがありましたら、ぜひ一度LINEを送ってください！プロがあなたの疑問を解決いたします。