【完全版】一人暮らしの初期費用はいくら？裏ワザのように安くするコツと方法

2022年10月29日

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「初期費用はなるべく抑えたい！」
「一人暮らしを始める費用って結構高い…」
「安く引っ越すためになんとかしたい！」

できるだけお金を使わずに引っ越しをしたいですよね。

30万〜50万円ほど初期費用で必要になる引っ越しですが、工夫次第でかなり抑えることができます！

なにも知らないまま契約すると10万〜30万円を余分に払って損をすることになってしまうかもしれない賃貸の世界。

そこで今回は、不動産屋の私が「お得に一人暮らしを始めるためのコツやポイント」を解説します！

浮いたお金で欲しかった家具や、引っ越し費用に充ててお得に新生活をスタートしましょう♪

この記事で分かること

初期費用の具体的な内訳
お部屋を安く借りるための裏ワザ
手数料無料にするための方法など

初期費用って具体的になに？

はじめに、引っ越しに必要となる3つの初期費用を確認しましょう。

部屋を借りるための費用
引っ越しをするための費用
家電や家具、生活用品を購入する費用

この3つの費用をどれだけ抑えられるかが勝負となってきます。

そのためにも、まずはそれぞれの項目でどのようにお金が必要となってくるかを理解していきましょう。

大阪の賃貸を取り扱うAz Works不動産では、地域で最安値にてご契約が可能です。

すこしでも初期費用を抑えたい方はぜひご検討ください！

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部屋を借りるための費用について

こちらは「家賃6万円(管理費、共益費込み)の物件」を例に、必要な初期費用の目安をまとめたものです。

費用	目安
敷金	5万～7万円 (家賃1ヶ月程度)
礼金	5万～7万円 (家賃1ヶ月程度)
仲介手数料	3万～6万円 (家賃0.5～1ヶ月分)
前家賃	6万円 (家賃1ヶ月分)
日割家賃	1万～6万円 (入居開始日による)
鍵の交換費用	1万～2万円
火災保険料	5,000～1万円 (年間)
消毒料	1万～2万円
保証会社手数料	3万～6万円(家賃0.5～1ヶ月分)
合計金額	約30万円

条件によってかなり変わりますが、おおよそ30万円ほどかかってしまいます。

それぞれの内容は以下になります。

敷金

はじめに大家さんに預けておくお金。

退去する際の修繕費等に利用されますが、修繕する箇所がなければ全額返金される仕組みになっています。

礼金

これから住ませてもらうお礼として大家さんに支払うお金。

敷金と違ってあくまでお礼のお金なので返金されることはありません。

仲介手数料

お部屋探しを手伝ってくれた不動産会社に支払うお金。

紹介だけでは支払う必要はなく、契約が成立して初めて発生します。

前家賃

お部屋を契約した時に次の月の家賃も一緒に支払うケースが多いです。

日割り家賃

いつ入居したかによって変わってきます。

[計算例]6月10日に家賃６万円の物件に入居した場合
6万円÷30日×20(入居日数)=4万円

鍵交換

そのままの鍵でも入居することは可能ですが、防犯上交換することをオススメします。

火災保険料

2年契約のことが多く、更新する場合は2年ごとに支払うようになっています。

消毒料

入居前の部屋に消毒液を散布し、虫や雑菌駆除をするために任意で行うものです。

保証会社手数料

こちらは連帯保証人がいない場合に必要になってきます。

引っ越し費用はいくらかかる？

引っ越しに必要な費用は以下のようになります。

移動距離	5～1月(通常期)	2～4月(繁忙期)
50km以内	4万～5万円	4万7000～6万円
200km以内	5万～7万円	6万～8万円
500km以上	6万～10万円	7万～12万円

移動距離や繁忙期かどうかによって大きく変わりますが、大抵の場合は6万円前後になるでしょう。

もし可能であれば2〜4月を避けた通常期を狙って引っ越すことをおすすめします。

繁忙期は混み合うため予定日に荷物が届かないことも…。

家具・家電にかかる費用

日々の暮らしに必要な家具や家電を新規に買う場合は、以下のようになります。

必要な物(一人暮らし適正サイズ)	相場
冷蔵庫(100～150L)	3万円
洗濯機(5～6kg)	3万円
エアコン(部屋のサイズによる)	3万円
電子レンジ	1万円
テレビ(24～32インチ)	2万5000円
炊飯器(3～5合)	1万円
掃除機	1万円
テーブル(60×60cm)	5,000円
テレビ台	5,000円
カーテン	4,000円
合計	約16万円

あくまで一例ですが、すべて購入するとなると総額16万円ほどかかると考えておくといいかと思います。

初期費用を安く抑えるには

家賃費用 （30万円）
引っ越し費用 （6万円）
家具・家電の購入費用 （16万円）

ここまでで紹介した各項目の費用を合計すると初期費用に50万円ほど必要となってきます。

ですがいきなり多くのお金を用意するのは大変ですし、少しでも安く済ませたいところ…。

ここからは各費用をどうすれば抑えられるか、コツや裏ワザを紹介いたします！

物件に関わる費用の抑え方

お部屋を借りるときのお金を安くできる項目は以下になります。

仲介手数料 （家賃1ヶ月分）
敷金・礼金（家賃1ヶ月分ずつ）
消毒料 （1〜2万円）
保証会社手数料 （家賃0.5〜1ヶ月分）
火災保険の相見積もり

これらの費用を抑えることで遥かに安く済ますことが可能です！それぞれを見ていきましょう。

仲介手数料（家賃1ヶ月分）

お部屋探しを手伝ってくれた不動産屋に支払う仲介手数料。ですが交渉次第では安くしてもらえるかもしれません。

Az Works不動産では仲介手数料0円にてご案内しておりますので、費用を抑えたい方や交渉するのが苦手な方はぜひご活用ください。

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敷金、礼金 (共に家賃約1ヶ月分)

この費用を抑えたい方は「ゼロゼロ物件」を選びましょう！

ゼロゼロ物件とは、敷金、礼金が文字通り0円の物件です。

ただし、安さにはそれなりの理由があって、家賃滞納者に対しての厳しい取り決めだったり、退去時の修理費やクリーニング代が高額になったりする場合もあるので慎重に選んで入居しましょう。

消毒料 (1万~2万円)

「入居の時の消毒って実際のところ必要なの？」といったお声もよく耳にします。

正直なところ必要はないので費用を抑えたい方は外してもらいましょう。

保証会社手数料 (家賃0.5ヶ月分～1ヶ月分)

こちらについては家賃が支払えなくなったときに代わりに支払ってくれる、いわゆる連帯保証人に値する人が身近にいない方が利用する保険のようなもです。

連帯保証人がいる方は必要のないものになります。

最近のお部屋は保証会社の利用が必須になっていることが多いので入居する前によく調べておきましょう。

火災保険

火災保険は補償内容や加入期間によっても値段が変わってきます。

優先度の低い補償を外す
家財の保険金額を見直す
長期加入で月割換算を安くする
複数の保険会社で見積もりを取る

これらを意識していろいろな条件で相見積もりを取れば、比較できるので費用を抑えることが可能です。

また上記に加えて、「もっと安くしたい！」という方は思い切って家賃を下げるのも一つの手です。

初期費用は「家賃○ヶ月分」といった表記が一般的なので、そもそもの家賃を抑えれば全体が安くなります。

ただし、家賃を下げ過ぎると設備面で不満などが出てくることもあるので、バランスを見ながら選んでいきましょう。

引っ越しに関わる費用の抑え方

移動距離	5～1月(通常期)	2～4月(繁忙期)
50km以内	4万～5万円	4万7000～6万円
200km以内	5万～7万円	6万～8万円
500km以上	6万～10万円	7万～12万円

上の表を見ると、引っ越し費用は「時期や荷物の量」で値段を抑えることが出来ます。

とくに以下の4つを気にして考えると良いでしょう。

時期：繁忙期は控えて通常期に引っ越しをする
荷物量 ：可能な限り自家用車等で運んで荷物の量を減らす
業者：複数の引っ越し業者から見積もりを取って安い業者に依頼
その他 ：軽トラ等をレンタルして仲間内で引っ越しを済ませる

4番目の「仲間内で済ませる」というのはかなり費用を抑えられるため、協力してくれる友人や知人がいる方は積極的にお願いしていきたい所です。

家具・家電は買わない

新生活に必要なものを全て購入しているとかなりの負担になってきます。

すこしでも費用を抑えるならば以下の3点を意識するとよいでしょう。

「家具家電付きの物件」を選ぶ
アウトレット品など安くで手に入れる
知り合いから不要になったものを譲ってもらう

このように工夫することで、自分で購入することを限りなくゼロに近づくことができます！

かなり大きな費用を削減できるので可能であれば積極的に行動してみましょう。

結局いくら安くなる？

ここまでの費用を安くする方法を活用して一度初期費用のシミュレーションをしてみましょう。

仲介手数料無料の不動産屋
敷金礼金０円
家賃5万円 (管理費、共益費込み)
5月21日に入居 (日割り家賃計算のため)

ここでは家具・家電を友人知人から譲り受けたとして計算すると以下のようになります。

諸費用	安くなる例	何もしなかった場合
敷金	0円	5万5000円
礼金	0円	5万5000円
仲介手数料	0円	5万5000円
前家賃	5万円	5万円
日割家賃	1万6000円	1万6000円
鍵の交換費用	1万5000円	1万5000円
火災保険料	3,000円	5,000円
消毒料	0円	1万5000円
保証会社手数料	0円	4万円
引っ越し費用	3万円	5万円
家具家電購入費	2万円	10万円
合計金額	13万4000円	45万6000円